交通事故に遭われたとき、何が起こったのか状況が判断できずにパニック状態になって「大丈夫、大丈夫」とその場をあとにしてしまう方もいます。

これはとても危険です。というのも、交通事故によって意識がなくなっている場合や出血がある場合は、現場にいた周囲の人たちが、人命救助を行うために救急車を要請したり、警察に事故が起こっていることを通報を行うことでしょう。

しかし、すぐに立ち上がることができた、普通に会話ができた、など手当が必要がなさそうにみえる状態の場合は「大丈夫、大丈夫」といわれた側は、偶然目撃していた周囲の人などは、それ以上関わることがしにくい状況です。

しかし、事故後時間が経ってから、身体に強い痛みがでてきた、体調が悪くなった、後遺症のような症状がみられるようになったなど、不調を訴える方もいます。

現場では冷静になって、必ず警察に通報して事故処理を行いましょう。これによって、必要に応じて交通事故治療を行うかを検討する選択肢を持つことができます。

また、交通事故治療では、早く終わらせたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、慌てずに治療に取り組むことが大切です。

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